安定した会社(公共性の高い企業など)の配当や、大口定期預金による利子、
いずれも、それだけで生活していこうとすると、元本が億のレベルで必要になる
この低金利時代です、(´;ω;`)ウゥゥ
そうなると、必然的に利回り(リスク)の高い金融商品に手を出すしか他に方法が
なくなってしまいます。(無理に手を出す必要はないですけどね)
ところで、銀行に現金資産を預けていれば安心ですが、100%ではありません。
銀行が破綻するケースさえも当然想定しておくべき世の中になりました。
ただ、預金保護はされますので普通は意識する必要がありません。
但し、金利はスズメの涙ほどしかなく、家で保管する代わりに銀行に預けている
ようなものではないでしょうか?
下手をすると、年間を通じてみれば利子より高い引き出し手数料を支払っているのは
間違いないように思えます。
でも、銀行も私達庶民から集めたお金を、信用調査をした上で企業などに貸し出し、
その回収利子の一部を銀行経営の経費や預金の利子として支払っているわけです。
利子の源泉は、お金を高い金利でもいいから、すぐに貸して欲しい企業(個人)に
貸し出した金利と、例えば預金として調達したお金の預金金利との利回り差分であり、
貸し出しリスクを小さくし、いかに多く貸し出すかで、金融機関の収益力が決まってきます。
これに走るあまり、シェアハウス投資への違法な貸し付け斡旋で話題となった、某銀行は
悪い方で有名になりましたが、まだ記憶に新しいのではないでしょうか?
この例では、破綻リスクをすべて個人に押し付け、手数料や販売価格のピンハネにより、
銀行や業者はノーリスクで高い利益を上げていたと推測されます。(断定はしてません)
通常銀行が行う、企業や個人への貸し出しを、小口債権化し、広く販売しているのが
ソーシャルレンディングと呼ばれる形態です。
クラウドファンディングとよく似ていますが、規模が大きく異なります。
最近はソーシャルレンディング熱も少し落ち着いてきており、大手参入により安心感も
感じ始めてきたので少し調べてみました。
大手が参入してくる辺りは、為替FXや、仮想通貨投資、など新しい金融商品の登場に
共通していると言え、今後ますます拡がっていくことでしょう。
但し、業者選定にあたっては金融機関としての信用が第一となります。
各会社の詳細は割愛し、比較的安心感のある大手3社に絞って特徴をまとめてみました。
出資金額は案件毎に異なりますが、1~2万以上で可能なようです。
<2018. 7.22時点のHP掲載情報基づいており、正式には直接各社HPを参照ください>
【maneo】
・2008年10月~業務開始、出資者:瀧本憲治、GMOクリックホールディングス㈱、㈱VoyageVentures
・投資先は、不動産担保型、事業者向け融資、が多い印象
・日本で一番の老舗であると同時に調達金額最大規模の会社
・想定利回りと運用期間: 4~9%程度、9~17か月前後
※7/13に業務改善命令を受けていますので、詳細は内容をご確認ください。
・2011年3月~業務開始、出資者:SBI Fintech Solutions株式会社(100%)
・投資先は、不動産担保型ほか多種多様(規模はmaneoに次ぐ)
・SBIグループとしての安心感がある。
・想定利回りと運用期間: 3~10%前後、1~2年前後
・2014年6月~業務開始、出資者:伊藤忠商事㈱、マネックスベンチャーズ㈱ほか
・投資先は海外に特化しており、成長が見込まれる(規模はまだ小さい)
・インフレ懸念のある新興国が多く、リスクがある分利回りが高い印象
・想定利回りと運用期間: 5~13%前後、7か月~3年程度
面白そうなので、1万円程度から広く薄く分散して試してみようかと思っています。
あくまでも、お試しの範囲であり、私には「セキュリテ」の方が合ってます、(;^_^A
尚、本ブログでは、ソーシャルレンディングを推奨しているものではありません!
今後、〇〇ショックが来れば、元本も吹き飛ぶ可能性が極めて高いと思われます。
くれぐれも、投資は自己責任ですので、投資するかどうかはご自身で判断ください。
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