新年早々のトランプ劇場で、戦争関連株は行って来いの暴騰暴落を見せ、原油や金も高騰からの急落となりました。
チャートを見る限りはまだまだ中期で金は上を目指すように見えますが、さてさて。
私の考える金投資は長期が基本ですので、年末年始からの戦争懸念による高騰など、ほとんど気にしてませんでした。
むしろ、これからまだしばらく株高の局面が続くとなると、金銀も穏やかな上昇しか期待できそうにないかもしれませんが、回転売買をするつもりもないので、目先の変動は気にしないでおこうと思います。
それでも、上昇してくれれば嬉しいですが・・・。
金銀の上昇(変動)率にレバレッジがかかる相場に、金銀を産出する鉱山株がありますが、残念ながら日本国内の鉱山株では、金銀の現物上昇に連動した投資成果は期待できそうにありません。
日本の代表的鉱山関連銘柄と言えば、住友金属鉱山(5713)がありますが、鉱山専業ではないため金銀価格の上昇にダイレクトに株価が連動しません。
下のチャートは赤いライン(金の現物国内保管型ETF)と青のライン(住友金属鉱山)の株価比較グラフです。

ただ、株式の場合は配当がありますので、実際には鉱山株への投資リターンとしては配当率分だけ上向きになるのでしょうけど、金銀価格上昇に期待しての投資には向かないと思われます。
では、株式を所有しながら、金銀の上昇の恩恵を受ける投資先は無いのか? となると、世界の市場に目を向けるしかなさそうですね・・・。
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